今回はリアルタイムでプレイ中の『
GuildWars2』のことを書いてみます。
未発売の気になるゲームはいくらでもありますが、現時点でプレイ可能な物の中で、最もおもしろいと感じているのがコレです。
正式サービス開始してから少し経っちゃってて、いまさらかもしれませんけれども。
以下『
GuildWars2』なにそれおいしいの? という方向けの更新です。
『
GuildWars2』は「
次世代MMORPG」と、どこかしこで呼ばれておりまして、多くの新しい試みがなされています。今回は私が体験した「新しさ」というのを紹介してみようと思っています。
まず『
GuildWars2』のゲーム内容を簡単に説明すると、ワイワイガヤガヤなPvE、気軽でスポーツ感覚のPvP、三つ巴の大規模戦であるWvW、があります。
私はまだPvPやWvWは積極的には参加していませんので、PvEメインのお話となります。
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現在Rangerでプレイ中。分かりづらいですが、ペットのカラスが奮闘中。 |
その前に、少し注意点があって、『
GuildWars2』は現在(2013/01/29)のところ
日本語非対応です。
ゲーム内の文字はじぇーんぶ英語です。なんと日本語チャットすらできません。日本人プレイヤーはローマ字チャットかボイスチャットで楽しんでいるようです。
(前作が日本でサービスされたことから、このゲームも日本語対応になる可能性はある、かもしれません。わかりません。期待はしてます。)
実際のところ、ストーリーはともかく、ゲームをプレイするだけなら英語力なんて無くてもなんとかなります。なってます。操作自体は直感的で迷うことは無いでしょう。
というよりも、「英語読めないからいいや……」じゃなくて、「
むしろ英語学べるチャンスなんじゃねっ!?」みたいな思い切りをしてしまえば良い事なのかも知れませんね。
ともかく、『
GuildWars2』は、そんな言語の壁なんか無視してしまえるくらいに魅力的なゲームのようです。
何をいっているのかさっぱりわからんがともかくクリッククリックの精神で突き進むと、広がるのは大変綺麗なグラフィックと、大作臭溢れる次世代MMORPGでございます。
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適当にSSを撮っても画になる。 |
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こだわっている世界を観光するだけでも楽しい。実は観光でも経験値が貰える。 |
『
GuildWars2』ではレベルを上げる方法が戦闘だけではありません。色んなことで経験値が貰える仕組みになっています。
例えば、マップ各所に置かれたポイントに辿り着くだけでも成長します。美麗なグラフィックスを観て回るのついでに経験値も貰えてしまうわけです。
さらに、アイテムを採集した、製作したという行動でも経験値が入ります。
クエストの合間に木を切ったり、野菜を引っこ抜いたり、採掘で鉱石を手に入れたりします。
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採掘しているの図。クマはペット。なぜかSS撮るのを邪魔してくる。 |
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突然討伐モンスターが出現することもある。強敵が多いが皆と協力すればなんとかなる。 |
さらに突発的にクエストが発生するので、わいわいと人が集まってきて、ソロプレイがいつの間にかPTプレイになったりします。複数の敵や強力な敵も、数の暴力で圧倒できますので、いつの間にか経験値がたまっているといった事もありました。
ついでにゲーム開始序盤からもWvWに行けるので、そこで遊んでいたりすると勝手にレベリングできます。
つまり、効率性を求めて同じことを永遠と繰り返してレベルを上げる必要がほとんどないということです。
ひゅー次世代ぃー。
あと私が個人的に気に入っている点は課金形態にあります。
一部アイテム課金もあるようなのですが、そこまで必要性が高いものは無いようです。
追加コンテンツとかが出ればわかりませんが、現在、払うべきはパッケージ代の$59,99USDのみのようです。
(特典付きのお高めのEDITIONもあるようです。DIGITAL EDITION $59,99USDは一番安い。)
(2013/01/28現在)
そのような課金形態の所為か、オフラインゲームをやっている感覚もあります。
言ってしまえばソロでどこまでも遊べるようです。
PvPやWvWもギルドに入っていなければできないというわけではありません。一人でも気軽に参加可能です。
とはいってもみんなで楽しめるところはみんなで楽しむというオンラインゲームの良さは消えていません。
高難易度ダンジョンやPvP、WvWでは、チームプレイを向上させることでより楽しむことができるようです。そういったプレイも間違いなく楽しいでしょう。
それらを踏まえた上で特筆すべきは、PvEにおいて、いわゆる横殴りというものが存在せず、むしろ推奨されている、ということでしょう。
日本においては長らくノーマナーだった横殴りですが、『
GuildWars2』では経験値やドロップアイテムの損失といったデメリットが存在しないのです。
手ごわい敵を対峙していると、どこからともなくプレイヤーが集まってきて助けてくれます。
上記にある、ソロプレイがいつの間にかPTプレイになる、というのは横殴りが存在しないシステムだからです。
ボス討伐の際に発生する、事前のPT編成も必要ないでしょう。
敵やオブジェクトの取り合いも無いので、変ないざこざもなく純粋にゲームを楽しむことができます。
誰が思いついたんでしょうね。考えたなー、よく考えたな!
そんなわけで、日本におけるがっつりとしたPT戦やギルドコミュニケーションも当然『
GuildWars2』にはありますが、それ以外のさりげないところで「ひとりじゃない」を感じられます。
私は英語がさっぱりんこなので、話しかけられても「ぽかーん」ですが、道中で敵と戦闘中の人を援護したり、倒れている人を救出したりと、行動でコミュニケーションをとることができます。
これらって結構新しいと思うのですが、どうでしょうか。
いやー最近のゲームは、すげーな?